守屋貴子は千葉県議会議員(市川選挙区)です                              Moriya Takako   Official Web Site 
活動状況  2007年8月20日   
 
    
    平成19年8月7日(火)第26回
       行徳臨海部特別委員会が召集されました

 守屋貴子は行徳臨海部特別委員です.

平成19年8月7日(火)13:00より「第26回行徳臨海部特別委員会」が招集されました。
今回は、三番瀬の直立護岸、塩浜駅周辺地区の再整備、行徳近郊緑地、第一終末処理場建設地など、現在の行徳臨海部が抱えている様々な懸案について現地視察をしてきました。

日   時   平成19年8月7日(火)  13:00~16:00

視察場所  ・塩浜2丁目護岸(県の護岸改修事業)
        ・塩浜1丁目護岸(市管理)
        ・市川漁港(市管理)
        ・塩浜再整備地区(先行地区、有効活用事業地)
        ・行徳近郊緑地(行徳駅前通り)
        ・第1終末処理場建設地ほか(地域コミュニティゾーン)

1.市川塩浜駅周辺再整備事業
写真は今の市川塩浜駅前です。
駅前約12haを先行地区として、民間のノウハウを提案募集し、まちづくり事業をすることとなっています。
基盤施設整備などの着手は平成21年ごろから予定しています。
また写真の奥は南側市有地となっています。
ここは駅の利用者やこの地区で働く方々の要望に応え、商業店舗整備、自転車駐輪場再整備、自転車歩行者道整備など、有効活用を考えています。



 2.塩浜2丁目護岸(県の護岸改修事業)
三番瀬は平成13年9月に堂本知事が埋め立て計画を中止しました。その後三番瀬は県の事業であることから、市川市は再生に向けて県が策定した計画を協議しながらすすめています。
写真は今の三番瀬(塩浜2丁目護岸)です。
海と陸とつながりを直立護岸で断ち切られ、また腐敗、老巧化した矢板護岸で危険なために、千葉県は護岸改修を平成17年度から5ヵ年計画で進めています。

今後は、生態系への影響、また高潮等に対する周辺整備等にも注目していきたいと思います。



3.市川漁港(市管理
市川漁港は昭和46年12月に作られたものです。その後、昭和52年4月に市が漁港管理者となりました。
この漁港は、埋め立てを前提として作った暫定的なものでしたが、埋め立てが中止となった今、かなり老巧化していること、また船が漁港の中で方向転換を出来ないなどの問題点があることから、漁港管理者である市川市が、整備拡張にむけた工事を平成23年度から着手する予定です。この整備工事により、現在市内各所に停められている漁船を市川漁港に集約できるように整備拡張していくとの説明がありました。今後は船を所有している皆さんの利便性、安全性が確保できるように、協議しながら進めていかなければならないと思います。
そして、この先、塩浜1丁目護岸の改修計画はまだ具体的になっていません。今後、市川市としても積極的に県に働きかけ、早く安全かつ生態系に配慮した改修を実現しなければなりません。 



 4.行徳近郊緑地
写真は行徳駅前通りから見た行徳近郊緑地です。ここは昔から様々な野鳥が飛来する場所で、隣にはあの皇太子様が雅子様にプロポーズをしたことで一躍有名になった宮内庁新浜御猟場があります。今回視察をしたのは、この野鳥の楽園、近郊緑地をとりまく遊歩道の整備、またそれに伴うブロック塀の撤去について視察をしました。行徳駅前通りと近郊緑地の間のブロック塀が歩く方々の視界の妨げにならないように景観整備と安全確保を目的としています。また今後の課題として、野鳥の糞による樹木の被害の対策や近郊緑地敷地内にあり現在アスベスト除去作業のため休止している野鳥観察舎の安全対策も考えていかなければなりません。

 

 5.第1終末処理場建設地ほか(地域コミュニティゾーン
写真は現在の「行徳富士」。長年、近隣の方々の生活環境の悪化や砂埃による健康被害が問題となっていた行徳富士と異名のついた不法残土の山、行徳石垣場・東浜が「楽しく憩える緑の生活拠点」として生まれ変わります。終末処理場を地下にj建設する事で30・3haの上部にスポーツ施設を作ったり、防災機能の充実を図りながら水と緑があふれる有効利用を考えています。また3haの地域コミュニティゾーンには福祉施設、公園、体育館などを計画しています。今後は市民の皆さんと一緒により良い施設となるように協力していきたいと思います。

 
 
 

今回の現地視察でこれからの行徳臨海部、塩浜地区のまちづくりの実現に向けた計画が明確になった一方でまだまだたくさんの問題、課題があるということを実感しました。しかしながら今後、市民のみなさんの声を市政に届け、また行政と連携をしていくことにより、「人、水、緑があふれる街づくり」ができるとても可能性を秘めた街だと感じました。行徳地域ならではの特性とポテンシャルを活かしたまちづくりを守屋貴子は市民の皆さんと一緒に進めてまいります。

 




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