質疑応答 2008年12月定例市議会


 議案第30号 








議案第31・32号

議案第49号
市川市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の 一部改正について
(1) 駐輪場用地の概要・借用条件について
(2) 駐輪形態・運営方法・収容予定台数の根拠と妥当性について
(3) 運用開始予定日について
(4) 管理方法における有人管理の時間帯・人数及び業務内容について
各施設の開館時間及び休館日の条例化における 根拠と妥当性について
指定管理者の指定について
・指定管理者の選定の概要について
ア. 現地視察及びヒアリング審査を鬼高小学校A・C各放課後保育ク
   ラブとしたことについての理由と妥当性について
イ. 今回の選定にあたり協議書及び、仕様書等において前回から変
   更した事柄の有無について
ウ. 指定の期間を3年としたことについての理由と妥当性について



【質疑】 議案30号  
議案第30号、市川市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の 一部改正について 
この条例は市川市八幡2丁目1673番16号に八幡第10駐輪場を設置するという条例案であるが、この自転車駐輪場の運用形態・運用方法及び収容予定台数の妥当性について伺う。
次にこの土地について。借地なのか買い取りなのか、また賃貸であるならば、賃借料・借用期間等についてはどうなっているのか?
先日配布された資料の中に有人管理となっていたが、その管理の時間帯・人数・内容について伺う。
供用開始日について、平成21年3月1日とした理由、及び平成21年3月31日までの運用方法はどうなっているのか?


【答弁】
運用形態は第3種駐輪場300台と第5種駐輪場120台の併用駐輪場で、運用方法として第3種駐輪場については有人管理、第5種駐輪場については電磁ロック式ラックを設置。
用地については、「土地賃貸借契約」を締結する。所在地、八幡2丁目1673-16、面積、607.72㎡、賃貸借料年額12,762,120円、月額、1,063,510円。借用期間は平成20年12月1日から平成28年3月31日までの7年4ヶ月。
管理員については平日AM6:00からPM6:00まで、土日祝日はAM7:00からM5:00mまでで、人数は1名。業務内容は、空きスペースの誘導、出し入れの介助、自転車整理、清掃、ステッカー再発行業務、各種申請書等の取次ぎ等、電磁式ロックラックや精算機のご案内などとなっている。
竣工から供用開始の3月31日まで約1ヶ月あるが、第5種自転車駐輪場は「1回使用」とする予定。また、この間は現金徴収があるので、管理員を2名配置する予定。
 


【まとめ】
 様々な方面から質疑をしたが、放置自転車の減少をめざした行政の方々の努力は認めるが、一方で、コーンの設置等で駅周辺の商店にお客さんが来なくなってしまう減少も見られている。放置自転車の減少だけにとらわれず、地域の特性、あるいは近隣の声を集約し、対応をしていくべきである。


 

【答弁】   
まず、開館時間を試行と変更した施設の根拠と妥当性については、生涯学習センター中央図書館については平日夜間と土曜夜間の利用率や費用対効果等を検証し、土曜を夜間1時間短縮の午後6時とし、日曜・祝日を各1時間拡大、土日祝日を午後6時までとした。
 次に、生涯学習センター映像文化センターについて、試行中は祝日の利用度も高く、図書館の開館に合わせることで、経費の効率化を図ると共に、利用機会の拡大等を図った。
 次に開館時間を試行と変更しなかった施設のその根拠と妥当性については、生涯学習センター中央こども館については、児童の健全育成を図ることを目的とした施設であり、開館時間を増やす事が必ずしもサービスの充実にはつながらないことから、試行時と同じ開館時間とした。次に行徳図書館は、平成19年4月からの祝日開館試行を含めた検証結果から、平日は5時以降の利用率が高いこと、日曜・土曜・祝日の閉館間際の混雑が見られないこと等により、試行のままでいいと判断した。
 その他の図書館の開館時間と妥当性については、信篤・南行徳図書館、平田図書室は、利用状況等を勘案し、従来どおりとした。また、市川駅南口図書館は、指定管理者制度を導入する事や、先進市の動向、立地条件等を勘案して、午前9時半から午後9時(日曜・土曜・祝日にあっては午後6時)までとした。
 次に、休館日の根拠と妥当性については、月曜日休館、館内整理日、年末年始の休館については全国的な動向等を踏まえて、従来どおりとした。


 
【まとめ】
 センター内には中央図書館、こども館、映像文化センターなどのほかにもこども図書館等もある。その各々で開館時間が違っている事になるが、市民の皆様が使いやすく、混乱のしないような運営 の工夫をすべきである。また、安全面についてもしっかりと管理をすべきである。


 





【質疑】 議案49号
  
議案第49号、市川市放課後保育クラブ43施設の指定管理者の指定について、
(1)  現地視察及び、ヒアリング審査を数多くあるクラブの中から鬼高小学校A及びC各放課後保育クラブのみとした事についての根拠と理由について答弁を求める
(2)  今回の選定にあたり、協議書及び仕様書において変更した事柄の有無について、また変更があったのならばその内容について答弁願う。
(3)  指定期間を前回同様の3年のままとしたことについての理由を伺う。
 



【答弁】 
(1)
 現地視察については、前回を参考にサンプリング視察とした。対象は保育クラブ中一番数が多い小学校の余裕教室を使用したクラブと次に多い学校敷地内に建っている軽量鉄骨造専用施設のクラブとした。平成17年の現地視察において箇所とも行徳方面だったため、今回は市の中部地域ので先の条件にあった鬼高小学校とした。現地視察ではクラブを取り巻く環境、施設状況や設備関係を視察した。指導員については保育指導に対する考え方や各種マニュアルの確認を行った。
(2) 前回は協議書のみの形式であったが、今回は仕様書と協議書に分けた。また、協議書の締結については、手続き条例3条により、教育委員会委員長と社会福祉協議会会長とで取り交わした。内容的には若干変わったが、主に文言の整備となっていて、大きく変わったところはない。 
(3)  保育クラブの保育料は、条例に基づき概ね3年に一度見直すものとされている。
本年は見直しの年にあたり、早くに見直しが必要でない限り、平成23年度となることから、この期間と同じにした方がクラブ運営を総合的に検証できると考えた。
 


【まとめ】 
 協議書の内容について、保護者の要望、苦情の対応体制を明確にし、保護者の意向に配慮したサービスの向上を図ることとある。また、団体選定評価書の中にも市民ニーズを取り入れる体制という項目もある。昨今の女性の勤務時間等の変化、及び子供に関わる事件事故等を考えると、安心して子育てしながら働く環境を整えるためには時間延長及び、年齢の拡大をしていくべきである。また、指導する立場からしても3年という期間では、短く子供とじっくり向き合うには指定期間も延ばすべきと考える。




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