守屋貴子は千葉県議会議員(市川選挙区)です                            Moriya Takako   Official Web Site 
                                          活動状況  平成27年9月26日


 市川児童相談所を訪問
【平成27年8月10日】
 

                       
2015年8月10日(月曜日)、市川市東大和田にある市川児童相談所を訪問し、現状と課題、今後の課題解決に向けた対策などについて視察を行ってまいりました。
 児童相談所は、児童福祉法第12条の規定により設置されています。
全ての児童が心身ともに健やかに育てられるという主旨のもと、18歳未満の児童の福祉に関するあらゆる相談に応じています。

問題の解決に当たっては、必要により調査・面接・一時保管等の方法を用いて、種々の診断(医学的・心理学的・社会学的等々)を行い、児童や保護者にとっても最も適する援助がなされるよう努めています。

組織としては①庶務課②相談調査課③診断指導課④一時保護課が設置されています。

現在千葉県内には各所管轄毎に6箇所、千葉市が政令市として1箇所、合計7箇所の児童相談所で対応しています。


今回視察をした市川児童相談所の所管轄は市川市・船橋市・鎌ヶ谷市・浦安市の4市、面積は181.44k㎡と一番狭い地域にもかかわらず、人口が1,359,223人と一番多い地域で、世帯数・児童数とも一番多い地域となっているのが特徴的です。

昨今増加の一途をたどっている児童虐待相談については市川市でも同様であり、市としてもさまざまな対策を講じているところではありますが、市川児童相談所においても相談受付件数は平成25年度でも1000件を超えている状況でありました。特に性的虐待が増えていること、高校生の相談が増えていることが目立ってきているとのことでした。

虐待から子供を守るための、相談については発生予防、発見、初期対応、自立支援に至るまで切れ目がない支援が必要であり、子ども家庭を取り巻く地域の関係機関が連携をとれるネットワーク体制の構築が不可欠だと痛感をしました。

今回は施設内の一時保護の施設状況も見せていただくことが出来ました。現在市川児童相談所では20人定員のところ、2歳から高校生までの27人を受け入れている状況とのことでありました。


施設内での学習状況、アレルギー除去食の対応、生活空間の現状等、諸課題を含め意見交換を行って参りました。
                 

さまざまな生活環境に暮らす子供たちがいる中で、千葉県では、子供たちの最善の利益を図るためと取り組みを強化すると共に、全ての子供たち自身が幸せに向かって成長できるように寄り添い支え合いながら業務を進められていると感じる一方で、さまざまな課題解決のために、あらゆる手法や連携を重ね、更なる努力、改善をしていかなければならないと実感をいたしました。



すべての子供たちの明るい未来のために・・・
守屋貴子は全力をあげてまいります。


              




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